ビジネスコミック編集・制作のノウハウは業界No.1!

トレンド・プロでは、ビジネスコミックの黎明期(2000年代初期)から、
いちはやくビジネス書のコミカライズに携わってきました。
その数、175冊!(2017.5.25現在)
10万部を超えるベストセラーも数多く、
現在では、ビジネス書以外のジャンルにもフィールドが広がっています。
マンガ版書籍を検討中の出版社の皆様にも強力なサポート体制でご協力いたします。

まずはお気軽にお問い合わせください

タイプ別コミカライズ事例

【Type1】原著あり(ストーリーもの)

かつてのベストセラーをもとにそのマンガ版として制作されたもの、それが現在のビジネスコミックの主流です。古典として長く読み継がれてきたものから、つい2~3年前にヒットした本など、さまざまな本がビジネスコミックとなっています。
ビジネス書のほとんどは、著者が読者に向かって語りかける「レクチャー形式」で書かれたものです。物語形式で書かれたビジネス書は珍しい存在ですが、もとが物語の形をとっていれば、マンガとの親和性は、より高くなるといえます。
ただし、原著のすべてをマンガに置き換えるわけにはいきません。全部をマンガにしようとしたら、膨大なページ数を必要とします。
マンガ版とは、原著のエッセンスを抜き出し、大事な部分だけをより印象づけるもの。マンガとして伝えられる分量は、原著の2割程度です。
本当に大事な部分がマンガで短時間のうちに読み解ける、それがビジネスコミックなのです。 マンガ版が出ることで原著にも光が当たり、書店で原著とマンガ版の2点が並んで平積みされることも!

『ザ・ゴール コミック版』

英語版の原著は1984年にアメリカで発刊され、全米でベストセラーとなりました。通常、アメリカでベストセラーとなった本は、すぐに日本でも翻訳して出版されるものですが、当時は日本経済が世界を席捲していた時代。日本経済を脅威と見ていた著者が、日本がますます経済力を増してしまうのではないかと、日本での翻訳出版だけをかたくなに拒み続けていました。
その気になる内容はというと、機械メーカーを舞台に展開される工場の業務改善プロセスをテーマにしたビジネス小説。工場長のアレックス・ロゴは、工場閉鎖までたった3か月という期間で工場を建て直せるのか、多忙を理由にないがしろにしてきた妻との離婚の危機、そんな状況をどのように打開したのか──
アメリカで発刊されてから17年、ついに2001年、日本語版がダイヤモンド社から発刊されました。
日本語版が発売されると、あの禁断の書がついに翻訳されたということもあり、また、そのきわめて実践的で効果的な内容から、約70万部という大ヒットとなりました。全世界で1000万人に読まれたという世界的な名著です。
アメリカでの発刊30周年を記念して、日本ではマンガ化されることとなりました。原著(小説)の舞台は海外。日本でマンガ版として制作するにあたって、舞台を日本の工場に変更し、ヒロインのキャラクターを新たに設定するなどの工夫を凝らしました。
また、この本に関しては、管理職を対象とした内容であるため、年配の男性に受け入れられやすそうな劇画タッチのマンガにしています。

【Type2】原著あり(ストーリーものではない)

ほとんどのビジネス書は、著者が読者に語りかける「レクチャー形式」。それをどうやってマンガにしていくのか、そんな質問もよく投げかけられます。
原著がストーリーものでなくても、専属のシナリオライターが、テーマに即した物語を考案いたします。

『教える技術』

原著は物語形式ではなく、いわゆる「ビジネス書」。伝えたいメッセージ、盛り込みたい内容などを取材時にヒアリングして、アパレルショップの若い女性店長を主人公にした物語としました。

【Type3】原著なし

かつてのベストセラーをマンガにして……と考えても、ネタは切れてしまうもの。
そんなときでも大丈夫です。もととなる書籍がなくても、取材を重ねることで主題を絞り込み、効果的な物語を構築することも可能です。

『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』

女性主人公で、タッチもどちらかといえば女性向けであったとしても、男性読者に十分受け入れられます。男っぽい、劇画風のタッチは女性読者には抵抗感があるようですが、ビジネスシーンがしっかり描けていれば、やや女性向けなタッチでも男性読者には受け入れられます。
2013年12月に発刊されたダイヤモンド社の『嫌われる勇気』から始まった「アドラーブーム」にも乗りベストセラーになりました。

【Type4】Web連載を書籍化

2011年発刊のこの書籍が、魅力的な女性キャラクターを主人公としたビジネスコミックの一つのひな形となりました。
主人公の瞳は元々泣き虫キャラでした。男性読者の、主人公を応援したいという気持ちを喚起し、多くの読者から共感を得ました。このシリーズは人気を博し、現在もシーズン5としてWeb上で連載されています。

『マンガでわかるWebマーケティング』

Webサイト「Web担当者Forum」の人気連載を書籍化。
「Web担当者Forum」とは、企業のWeb担当者、制作者、Webマーケターを対象とした、サイトの企画・構築・運営・技術・マーケティングに関する情報が集まったサイトです。
運営するのは、IT関連情報を発信するメディア企業、株式会社インプレス。
企業のWeb担当者になった人はほぼ毎日チェックするという有名サイトです。
技術面、ビジネス面の日々更新される国内・海外のニュース、連載記事、コラム、解説記事などがあります。

大好評につき、現在、「Webマーケッター瞳」はシーズン5を連載中。
http://web-tan.forum.impressrd.jp/

以下、シーズンごとの要約(「Web担当者Forum」より抜粋のうえ、編集)
【シーズン1】独り立ち編
Webマーケティングとは何か、基本的な知識から、実践的なノウハウまでマンガを使ってわかりやすく解説。
Webマーケッターの三立瞳(ミタ ヒトミ)は、大手Webマーケティング会社ネットデイズで、大手住宅メーカーの一洋ホームのWebマーケティングを成功に導く。

【シーズン2】ヘッドハントされて転職編
大手Webマーケティング会社・ネットデイズに勤務する、29歳のWebマーケティングコンサルタント・三立瞳。3年前・26歳のときに、大手クライアントの案件を成功に導いたことで、社内でも一定の評価を得た。現在は部下も数人抱え、相変わらず、息つく暇もないほど忙しい毎日を送っている瞳だが、ある日、大手生活消費材メーカーのCOOから、転職の話が持ちかけられた──

【シーズン3】部長に昇進、そして部下のリストラ編
Webマーケッターの三立(ミタ)瞳は、大手Webマーケティング会社・ネットデイズ在籍中にヘッドハントされ、大手生活消費材メーカー・桜花へ転職した。
実績が評価され、サプリ事業部部長に抜擢された瞳だが、その部の実体は、社内評価の低い社員を集めたリストラ部署だった。さまざまな苦難に直面しつつも、部員たちの力を引き出し、在庫をすべて売り切ったことで、部員たちをリストラの危機から救った瞳だが、「最低2人は退職させろ」という上司の職務命令に背いた責任を取り、桜花を去っていった。

【シーズン4】若手育成編
独立してマーケティング会社を立ち上げた瞳の最初のクライアントは、地方のコンビニチェーン・スマイルストア。新人マーケターを育てつつWebマーケティングで成果を上げるという難しい案件だったが、なんとか成功に導くことができた。

【シーズン5】Webコンサルタント編
今度の主人公は、醍醐ビールのお荷物痛い系営業マン!?
営業部からWebマーケティング部に異動して3年、板井も十分戦力となる実力をつけてきて、これからますます頑張ろうとしている矢先に、上司である五味が退職してしまった。醍醐ビールを去った元上司・五味が、瞳の紹介によって、ライバルの夕日ビールに転職。それを知った板井は、激しく動揺し、怒り、敵愾心を燃やすのであった。



ビジネスコミック実績一覧

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売れるビジネスコミックの作り方──7つの成功法則

トレンド・プロがビジネスコミックを編集するうえで、
何を考え、どんなことに気をつけているかといったことについて紹介いたします。

1.読者にとって身近な問題を設定する。

主人公が直面する問題や課題が、突拍子もないものだったり、現実離れしていたりすると、読者は感情移入できません。
マンガの場合、登場人物に感情移入できるかどうかで、内容の理解度も満足度も違ってきます。なるべく読者の身近に起こりそうな、「あるある!」と思ってもらえるような事例を盛り込むことを考えます。

言うなれば、「読者自身の半径3~5メートルの範囲で起こっているトラブル」を拾うような感覚です。

2.学ぶことの分量は、おぼえていられるレベルにとどめる。

言いたいことをあれもこれもと詰め込みすぎて、頭に残らないものをつくっても意味がありません。せっかくマンガで敷居を低くしているので、理解しやすく、きちんと伝えたいことが記憶に残ることを目指しています。
伝える側としては、いろんなことをマンガに盛り込みたいと思うものです。ですが、なんでもかんでも詰め込みすぎると、逆に読者はおぼえていられなくなります。
マンガで表現することは「本当に伝えたいメッセージ」に絞り込むことが重要です。
印象に残したいメッセージについては、大ゴマでインパクトのある絵(人物の顔のアップなど)とセリフの文字を大きくしています。

3.1章には1つ(多くても2つ)の要素しか入れない。

1つの章で掲載するマンガはおよそ20ページ。
その中で、ストーリーを通して伝えられるキーワードは1つ、多くてもせいぜい2つです。これが、欲張って3つ以上のキーワードを盛り込もうとすると、ストーリーを入れる余地がなくなり、単なる情報の羅列になってしまいます。「絵と情報が並んでいるだけ」では、読者の満足度も低くなってしまいます。

4.マンガの主人公の成長と、本を読んで読者ができるようになることが重なっている。

ほぼすべてのビジネスコミックでは、トラブルを抱え込んだ主人公が、ビジネススキルを学んで成長し、トラブルを解決していくという展開になっています。
主人公が成長するにしたがって、読者の側も、本のテーマとなっているビジネススキルが身についている(または身についた気になる)のが、ビジネスコミックではたいへん重要な要素です。
ビジネス書である以上、スキルアップした気になってもらうことは、満足感にもつながります。
マンガは感情に訴えかけるもの。読者が昂揚感に包まれる、そんなビジネスコミックを作っています。

5.一番伝えたいことをマンガで表現し、それ以外は文章による解説ページで補足する。

せっかくマンガにするなら、一番伝えたいことをマンガにしたいもの。ただし、マンガに盛り込めるのは原著の内容の2割程度。マンガで表現しきれなかったことは、文章による解説で補足するようにしています。
弊社はマンガ部分の編集・制作を請け負っており、文字の解説ページについては出版社サイドでつくるのですが、マンガで表現することと文字の解説で補足する内容について、ごいっしょに検討することも可能です。

6.解説ページではマンガのおさらいはしない。

重要なことはマンガで表現しているわけですから、解説ページでは、マンガで述べたこと以外の内容をまとめるようにしています。
各章の頭でマンガを読んでもらい、章末では文字による解説ページを読んでもらう、それがビジネスコミックの定番のスタイルです。
マンガで読んだことと同じことを文字で読んでもつまらない。文字部分では、マンガでは伝えきれなかった細かな部分の緻密な補足をしていく、というのが読者に「わかった!」と満足してもらうポイントです。
読者の満足度を高めるために、最初の打ち合わせの際に、弊社のノウハウとしてそのような経験則をお伝えしております。

7.マンガだけを読んでも、一通りわかるようにする。

ビジネスコミックの大きなメリットとして、短時間で簡単に読めるということがあげられます。文章ページはとばして、マンガだけを読む人も多数いらっしゃるようです。マンガだけ読んだとして、およそ30分。
そのような読者のためにも、マンガの部分だけを読んでも、本のテーマや内容が一通りわかるようにつくることはたいへん重要なこと。
文章の解説まで読んでいただいたほうが理解は深まるのですが、せっかくマンガにするわけですから、トレンド・プロでは、マンガだけでも成立し、読者に満足していただけるように留意しています。

なぜどれもこれも若い女性が主人公なのか

書店に並んでいるビジネスコミック、どれもカバーには若い女性が大きく描かれています。ページをめくると、主人公はやはり若い女性。
ビジネスパーソンとしてまだ駆け出しの若い女性が、仕事で行き詰まったときに、たまたま居合わせたイケメンのメンターに仕事の極意を教わって成長していくというのが、現在のビジネスコミックの主流です。
ではなぜ、若い女性を主人公としたものが多いのでしょうか。
理由の一つは、マンガの主人公と同世代の女性を読者として強烈に意識していることがあげられます。
これまで、ビジネス書は30~40代の男性が購買層の7~8割を占めていました。それが、若い女性を主人公にしたビジネスコミックは、購買層として20~30代の女性が伸びて、男女比もほぼ半々となっています。
この女性読者層が上積みされたことで、結果として部数も伸びています。
もう一つの理由としてあげられるのは、男性が主人公で劇画タッチのマンガだと、女性読者は敬遠する傾向がありますが、女性主人公だと男性読者も離れないというデータが出ています。
男っぽい、いわゆる青年誌風のタッチは女性読者には抵抗感がありますが、やや女性的でもビジネスシーンがしっかり描けていれば、男性読者には受け入れられるようです。
いまのところ、その王道を踏襲していくというのが趨勢となっているようです。

御社のベストセラー、狙われています

ビジネスコミックというジャンルの特徴的なところは、原著の版元とマンガ版の版元が違うことも多いということです。ビジネスコミックの盛り上がりとともに、他社の書籍を自社でコミカライズする動きが活発になってきています。
縮小傾向が続く出版業界。唯一の明るい話題がビジネスコミックのジャンルです。各出版社も生き残りをかけて他社のベストセラーをマンガ化の候補として目を皿のようにして探していることでしょう。
御社のベストセラー、他社からロックオンされているかも!?



弊社のおもな作品の編集秘話

『マンガでわかる統計学』は2004年にオーム社から発刊された書籍で、B5変型サイズと大判で、本体価格も2000円と、一般のビジネスコミックとは一線を画すものです。
この書籍を制作するにあたり、お手本とする書籍がない状態だったのですが、手探りで模索していく中、マンガ6割に対して文字解説4割という配分が適切だろうという感触を得ました。
学習マンガは長い間、「博士」と「教わる役」の対話形式のものが多く、面白いと思えるポイントもせいぜい会話中のボケとツッコミ程度でした。エンタメ作品のような、凝った画面作りやワクワクするようなストーリー展開もありませんでした。あたかも「学習マンガってこんな感じだよね」と区分けされていたように見えていました。
また、学習内容の掘り下げが甘く、難しい解説文をそのまま吹き出しに入れただけのものが多く見られました。
大正時代創業の理工系出版オーム社から「10年売れる学習マンガを作りたい」という依頼を受けて作成した『マンガでわかる統計学』は、それまでの学習マンガの慣例を破ることを念頭に置き、内容をしっかり構成して編集・制作しました。

1)主人公を、書籍のメインターゲットである20代男性ではなく、女子高生に。
2)教え役を上司や博士ではなく、オタク男子に。
3)最後まで興味を持って読み切ってもらえるように、本題のジャマにならない適量のストーリー展開(軽いラブコメ)を入れた。
4)マンガの絵と解説する内容がチグハグにならないように、漫画家に統計学について伝え、構成も工夫した。
5)「マンガでわかる」とタイトルでうたいながら実はイラストばかりという本が多い中、きちんと「マンガでわかった!」と思えるマンガのページ数にした。

発行当初は、『もえたん』や『CPUの作り方』から始まった萌え書籍ブームに乗った作品と思われていました。「あのオーム社が!?」と出版業界の人たちは引き気味だったが、読んでみたら骨太なつくりだったと、理解者が徐々に増えていき、大学などで先生が学生に薦めたり指定参考書や教科書にされたり、企業で上司が部下に薦めたり、という好循環が生まれました。
毎年4月(新学期)と7月(テスト前)に増刷がかかるほどです。1万冊超えればベストセラーといわれている理工書で10万部を記録し、12年経った今でも売れ続けています。この書籍は海外でも評価され、10か国語に翻訳され、多くの国で販売されています。ブラジルではブラジル文科省の認定図書となりました。
※参考著者のサイト
オーム社の『マンガでわかるシリーズ』は、この統計学を皮切りに、44種類出版されています。(2016年11月現在)

2011年4月、インプレスジャパンから『マンガでわかるWebマーケティング』が発刊されました。これは、「Web担当者Forum」というポータルサイト上の人気コンテンツを書籍化したものです。魅力的な女性キャラクターを主人公としたビジネスコミックの一つのひな形となりました。主人公の瞳は元々泣き虫キャラでした。男性読者でも主人公の女性キャラを応援したいという気持ちが共感を呼んだと分析しています。このシリーズは人気を博し、現在もシーズン5としてWeb上で連載されています。

2012年2月、日本能率協会マネジメントセンターから『マンガでやさしくわかるNLP』が発刊されました。
記念すべき「マンガでやさしくわかる」シリーズの最初の作品です。
刊行から1年で2万部を突破し、翌年「マンガでやさしくわかる」シリーズ化が決定。
マンガのストーリー展開の中でNLPを解説した世界初の書籍で、マンガのストーリーについては、漫画家、シナリオライター、編集者がじっくり話し合いながら作り上げていったものです。
この本を皮切りに、日本能率協会マネジメントセンターでは、ビジネスコミックの量産化をスタートさせることとなります。

2014年7月、日本能率協会マネジメントセンター『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』発刊。
2013年12月に発刊されたダイヤモンド社の『嫌われる勇気』から始まった「アドラーブーム」にも乗りベストセラーになりました。
日本能率協会マネジメントセンターにおいてシリーズ化が決まり、トレンド・プロにて編集・制作した1冊。アドラー心理学をマンガで解説した書籍としては、初。
著者は、まだご自身での著書がなく、著者、出版社の編集者、ネームライター、トレンド・プロ担当者の4者で取材・打合せ(ときには講義をしてもらいながら)を重ね、「読者が共感できるストーリー」を練り上げました。
アドラー心理学を学ぶ人(著者のセミナー受講生など)は女性の割合が多いとのことで(想定比 女性7:男性3)、主人公を働く女性とし、ターゲットの共感を呼べるようお話を作っていきました。
また、キャラクターでは、「教え役」として「アドラー心理学に詳しい誰か(著者的な人)」を出すというのはありがちなので、アドラー本人を「妖精」的な、30cmくらいの身長の「小さいおじさん」として登場させることを提案しました。それがきっかけで、小さい「アドラー先生」のキャラクターが生まれました。

本書は、『嫌われる勇気』が発刊される前から制作を進めておりましたが、『嫌われる勇気』が発刊されてからおよそ半年後、アドラーブームが到来していた時期の発刊だったこともあり、初速もよく、10万部を超えるヒット作となりました。
本書の編集・制作においてトレンド・プロとして気をつけていたことは、以下のようなことです。

・1つの章のマンガで伝えられることは1~2つ。
(本を読み終わった後に読者の記憶に残る情報は少ないので、言いたいことは絞り込む)
・すべての章を串刺しにする「軸」が必要。
(本書の場合は「勇気づけ」)
・1章ごとに主人公が成長するストーリー。
・主人公がすごく苦しんでいて(逆境はきつければきついほど、良い)、学んだことを実践してみることで解決。それにより成長する。
・「主人公」と「教え役」がそれ以上の絆・関係性にならないと、ただの「学習マンガ」になってしまう。そのため、キャラクターの設定が重要。

マンガでストーリーの流れをつかみ、その後の文字による解説で細部までしっかりフォローする形式が読者に受け入れられているのを感じています。

2014年12月、ダイヤモンド社刊『ザ・ゴール コミック版』が出ました。これは、英語版の原著出版30周年を記念してコミック化されたものです。
原著は物語形式ですが、舞台は海外の設定です。日本でマンガ版を制作するにあたって、舞台を日本に変更し、ヒロインのキャラクターを加えるなどの工夫を凝らしました。

2015年1月には、かんき出版から『マンガでよくわかる教える技術』が発刊となります。原著の勢いを超えるほどのヒット作となります。
『マンガでよくわかる教える技術』の編集・制作に際して特に気を付けたのは、下記のような点です。
・さらっと読めて、要点を押さえやすいように、少なめの章立てである4章構成とした。
・「教える」ことに悩んでいる人が多く、かつそこで働いている人が書店に立ち寄りそうなところということで、商業施設に入っているアパレルショップを舞台に設定した。
・よくある部下・後輩をパターン別にキャラクター化。

版元編集者の手間はどのくらい?

 ビジネスコミックを担当された経験のない編集者のなかには、自分でストーリーを考えなければならないんじゃないか、と心配されている方も多数いらっしゃるようです。
 そんな心配はいりません。たとえ原著が物語形式ではなくても、トレンド・プロのシナリオライターが、著者や編集者の意図をくみ、最適なストーリーをつくります。
 出版社の編集者は、コミカライズしたい書籍を提示してくれるだけでOK。あとは、伝えたいメッセージやイメージをシナリオライターに教えていただければ大丈夫です。


制作の流れ

工程 内容 出版社 トレンド・プロ
1 コミカライズ対象書籍のご提示  
2 キックオフミーティング・取材
3 プロット作成  
  ご確認  
4 シナリオ作成  
  ご確認  
5 ネーム作成  
  ご確認  
6 下絵作成  
  ご確認(必要に応じて)  
7 仕上げ~ご納品
 

(1)コミカライズ対象書籍のご提示

・コミカライズしたい書籍をご提示ください。 ・ご提示いただいた書籍をもとに、トレンド・プロにて、どの部分をマンガにするか、どのようなマンガが適しているかを検討いたします。 ・原著がない場合は、テーマやメッセージをお伝えください。

(2)キックオフミーティング・取材

・原著の著者、版元編集者、トレンド・プロ担当者、シナリオライターで取材を兼ねた打ち合わせを2~3回行います。 ・打ち合わせをする中で、マンガとして表現するキーとなる概念やテーマを絞り込んでいきます。

(3)プロット作成

・取材でお聞きした話をもとに、登場人物の設定やあらすじなどを記した「プロット」をトレンド・プロにて制作いたします。

(4)シナリオ作成

・プロットに肉付けし、具体的な場面設定やセリフを書き込んだ「シナリオ」をトレンド・プロにて制作いたします。

(5)ネーム作成

・登録漫画家1700名の中からお好みのタッチ(絵柄)の漫画家をお選びいただきます(トレンド・プロからの提案も可)。 ・シナリオをもとに漫画家にて「ネーム」を作成いたします。ネームとは、コマ割りやセリフ、構図、表情を確認するためのざっくりとした下書きです。

(6)下絵作成

・ネームに細かい描き込みをした下絵(ラフ)を作成いたします。

 キックオフミーティングから、およそ6~8か月でマンガデータを納品いたします。

書店には続々とビジネスコミックコーナーが!

ビジネスコミック制作Q&A

Q)どんなジャンルの本がビジネスコミックに向いていますか?

A)時代にとらわれない、ビジネス書として定番のテーマが合っているようです。マンガの制作にはどうしても時間がかかってしまうので、その時に流行しているテーマで作り始めても、発刊の時期にまだ流行が続いているかはわかりませんので、リスキーといえるでしょう。

Q)もととなる本を示すだけでも大丈夫ですか?

A)はい、問題ありません。ご提示いただいた本をもとに、最適なマンガをトレンド・プロがご提案いたします。

Q)マンガには詳しくないけど……

A)まったく問題ありません。トレンド・プロは、ビジネスコミックの編集・制作を10年以上にわたり行ってきました。広告マンガに関しては30年の実績があります。お任せください。

Q)ストーリーは版元の編集者が考えるもの?

A)そのお手間は必要ありません。元となるビジネス書がストーリー形式でなくても、効果的に伝える物語をトレンド・プロにてご提案いたします。

Q)マンガの主人公は若い女性にしないといけないのですか?

A)そんなことはありません。データとして、若い女性を主人公にしたもののほうが売れ行きがいいという傾向はありますが、テーマによっては男性を主人公にしたほうがよい場合もあるでしょう。ケースバイケースで、最適なキャラクター設定をご提案いたします。



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