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UGC×マンガ広告の新たな可能性〜クリエイティブなユーザー参加がもたらす効果〜

近頃、ビジネスの世界でよく耳にする「UGC」というワード。
しかし、具体的にUGCを活用しようと考えても、どのような手法が本当に効果的なのか、悩む人は少なくないでしょう。

実は、人々に共感や親近感を抱かせる力を持つ「マンガ」や「イラスト」が、UGCを生み出す際のヒントを与えてくれるかもしれません。
本記事では、成功事例を交えながら、UGCを生み出すためのポイントを探っていきます。

そもそも「UGC」とは?

UGC(User Generated Contents)とは、企業側ではなく、ユーザー側が自主的に制作・発信するコンテンツを意味します。
具体的には、SNSやブログ、ウェブサイト上で、個人の感想や意見・クリエイティブな表現が集まることによって生まれるものを指します。

近年、UGCに対する注目度は急速に上昇しています。
その理由として、UGCマーケティングの下記メリットが挙げられます。

①信頼性と認知度の向上
ユーザーが自分から発信したコンテンツは、一般的に広告や企業のメッセージよりも信頼性が高く、他のユーザーにとって説得力があります。
これにより、商品やサービスの認知度を向上させる助けとなります。
②エンゲージメントの促進
ユーザーが参加し、コンテンツを作成することで、コミュニティ感や参加意欲が高まります。
コメントや共有、いいねなどのアクションが増えることで、ユーザーとの関係が強化されるでしょう。
③多様なコンテンツの提供
ユーザーはさまざまなバックグラウンドや視点を持っているため、UGCは多様なコンテンツを提供する機会を提供します。
これにより、企業は様々な視点からの情報を得ることができ、より広範なユーザー層に訴求できます。
④コスト効率の向上
ユーザーがコンテンツを生成する場合、企業自体が制作するよりも低コストで質の高いコンテンツを得ることができます。
そのため、広告制作やプロモーションのコストを節約する一助となり得ます。

その他にも、「SEO向上」「新たなアイディアの発見」など、数多くのメリットが存在します。


実はマンガ広告も効果的!UGC生成のために押さえておきたいポイント

では、UGCが生まれやすい状態を作るには、どのようなポイントを押さえればよいのでしょうか。

主なポイントとして、以下を意識するとよいと言われています。
①共感と感情
コンテンツがユーザーの感情を動かしたり共感を引き起こす場合、他の人と共有したくなる可能性が高まります。
特に「エモさ」や「感動」といった要素を含むコンテンツはUGCの促進に役立ちます。
②コンテストやキャンペーンの実施
ユーザーがコンテストやキャンペーンなどに参加し、自分の才能やアイデアを披露する機会があると、
ユーザーは積極的にコンテンツを生成する動機付けを感じることがあります。
③バラエティ豊かなメディア形式
テキストだけでなく、画像、動画、音声といったさまざまなメディア形式で提供することで、
ユーザーは自分の好みに合わせてコンテンツを生成しやすくなります。

その他にも、トレンドや話題に合わせた内容にすることで関心を持ってもらうことや、コンテンツを共有しやすい場があることなどがポイントとなります。

そしてまさに、マンガ広告は上記のポイントを押さえることが可能なため、UGC生成に非常に適したコンテンツと言えるのです。


マンガやイラストでUGCを生み出した事例

ここからは、トレンド・プロが担当したUGC生成に成功したマンガ広告をいくつかご紹介いたします!

■シャープ株式会社様/エピソード募集マンガ



自動調理器具のパイオニアである「ヘルシオ ホットクック(以下、ホットクック)」。
しかしながら、近年は他社製の安い製品が発売されるようになり、それらと差別化を図るのが難しいという課題が。
そこで、漫画家自身の製品使用体験談と、ユーザーからTwitter上で集めた製品使用エピソードを用いて4コママンガを計12本制作し、
Instagramと特設サイトで公開しました。

リアリティのあるエピソードが共感を呼び、従来のプロモーションと比べ約半分のコストで、サイト誘導数は2桁成長という結果に!

■テーブルマーク株式会社様/GIFアニメキャンペーン



冷凍うどんのメリットをマスコットキャラクターの「コシノツヨシ」くんが伝える、
Twitterキャンペーン向けのGIFアニメを制作しました。
パラパラと移り変わるイラストをタイミングよくクリック(タップ)することで、
様々なパターンのイラストを楽しめるコンテンツとなっています。

その特徴を生かしたこのプロモーションは、ユーザーが挑戦し結果を投稿してもらうのが醍醐味。
「私は○○でした」や「××な結果が出ました、面白い!」などユーザーがコンテンツを通じて経験したことを投稿してもらうのも、UGCの一つです。

■花王株式会社様/ヘアカラー剤PRマンガ



「新生活だし、あわよくば”自然な変化”でモテたい。」をテーマに、
主人公がリーゼフォーメンで髪を染めて起こる変化を描いたマンガを
計4本制作。
本商品の認知拡大のため、インパクトあるイラストや展開で人気のインフルエンサー漫画家を起用しました。
マンガを展開したTwitter上では、購入を検討する声やマンガの感想、同じようなエピソードの経験といった声が多数寄せられました!
UGCは、ユーザーとの強い結びつきを築き、ブランドの信頼性を高める有力な手段です。
特にUGC生成の手段の一つであるマンガ広告は、ユーザー参加を引き出す媒体として成果を上げています。

また、本記事ではトレンド・プロが担当した、UGC生成に貢献したマンガ制作事例をいくつかピックアップしました。
しかしながら、他にも紹介しきれなかった多数の実績がございます。
弊社にご相談いただければ、過去の制作実績10,000件の中からお客様のお悩み解決に近いマンガ活用事例をご紹介いたします。


もしご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください!

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